2022名古屋市新人戦で3位入賞し、県大会出場を決めました/アカデミー男子



10月に実施された名古屋市中学生新人戦において、大同ハンドボールアカデミーが3位入賞しました。これにより創部初となる県大会出場を決めることができました。

昨年度は初戦敗退となってしまった新人戦。
今年こそベスト4進出し、県大会出場を決めることを目標にチームで努力してきました。

1回戦は、桜山中学校と対戦。
レギュラーが1人欠場する中、初戦の固さもあって大苦戦します。
終盤に退場者を出し逆転されるという大ピンチを、キャプテンを中心に跳ね返して20-16で勝利しました。


2回戦は市スポの準決勝で戦った港北中との再戦に。
開始直後からエースへのマンツーマン、もう1人の得点源にも徹底マークと対策を打たれます。
想定はできていたので、他のメンバーが相手の予想を上回るプレーをすることで21-11で快勝。


準々決勝は、市スポの決勝で戦った平針中と対戦。
前半、DFの運動量・連携が良く、相手の攻撃を封じ込めることに成功。
後半、得点が伸び悩むとムードが悪くなり、最終的に1点しか取れないという事態になってしまうものの、DFでなんとか持ちこたえて12-11で辛勝。

準決勝は、同じクラブチームのブレスド名古屋ジュニアさんと対戦。
代替わり直後の練習試合では手も足も出ないまま敗れ、なんとしてもこのチームに渡り合うことを目標に練習してきました。
セットDFは粘り強く守り食らいついていくことができ、OFではエースが13得点を挙げる活躍を見せますが、それ以外の攻め手を欠き、16-23で敗戦。
OFでのミスからの速攻、2度の退場が大きく響きました。
悔しい結果ではありますが、DFではある程度勝負ができ、選手たちも最後まで戦い抜いてくれたので、手応えを感じる試合でもありました。

3位決定戦は、これまた市スポでも対戦した神沢中と対戦。
前半はエースの活躍、キーパーの好セーブもありこちらのペースで試合を進めて9-6で折り返します。後半は一転して相手のペースとなり、多彩な攻撃に対応しきれず徐々に追い上げられます。
終盤に痛恨の退場を出し、ついに同点に追いつかれますが、残り1分相手最後の攻撃をキーパーがセーブ。残り7秒のOFでタイムアウト請求。タイム明けのエースのロングシュートが決まり劇的な勝利となりました。

3位となったことにより、念願の県大会出場権を獲得することができました。
苦しい展開になることも多かったですが、それでも負けなかったのは、8月の栃木大会での経験が大きいのかなと感じております。先輩たちに感謝です。

とはいえ、課題もまだまだあります。
慣れない外でのプレーを想定して、DFと速攻に重点をおいて練習してきましたが、それに関してはある程度成果が出たと思います。
一方でOFではまだまだ精度が荒く、ミスも多かったので次はそこを修正していきたいですね。


こうやって大会を通じて、成長する機会をいただけることは大変ありがたいことです。
対戦相手や審判、大会関係者の皆様をリスペクトする気持ちも育んでいきたいです。

これからは休む間もなく県大会への準備が始まります。
強いチームを相手に1つでも多く勝てるように日々の練習を頑張っていきます。