1月14日(土)、1月15日(日)に愛知県体育館で実施された愛知県チャンピオン大会にアカデミーが出場し、3位入賞で大会を終えました。
中学生、高校生の4強が揃い、全国大会の出場を争う大会に、アカデミーは初めて乗り込みます。対戦相手は全て名の知れた強豪チームばかりですが、何としても勝利をつかみたい所です。
実は、この2日間は監督が仕事で帯同できませんでした。
日程が出たときから分かっていたことではあったので、それでも戦えるように準備をしてきました。
信頼できるコーチ陣のもとで、選手たちが最高のプレーをしてくれることを信じて送り出しました。
戦評
準決勝 VS ブレスド名古屋ジュニア
結果:18-32(前半6-17,後半12-15)で敗戦
準決勝は名古屋のクラブチーム同士の対戦となりました。名古屋市予選でも準決勝で対戦し、敗れているので、リベンジを期して臨みます。
この日のために準備してきた、7人攻撃や複数のDFシステムでスローペースのロースコアゲームを狙います。
序盤はDFが機能し均衡した展開に持ち込むことができましたが、徐々に自力の差が出てきて前半に大量リードを奪われます。後半も流れは変わらず、悔しい敗戦となりました。
ブレスドさんは攻守のレベルが高く、やはり強かったですね。
それでも選手たちが劣勢の中、最後まで戦い抜いてくれたことが、この先につながる糧となると感じています。
シード順位決定戦 VS 扇台中
結果:25-24(前半14-10、後半11-14)で勝利。
県大会最後の試合は、昨年度の優勝チームにして、今年の夏も愛知県を制した扇台中さんとの対戦。
ここまで来たら失うものは何もないから、最後の試合をチャレンジャーとして全力で戦い抜いてほしいと願っていました。
試合は、前日の敗戦から気持ちを切り替えた選手たちが好プレーを連発します。
OFでは、キャプテンが驚異の15得点を挙げチームを引っ張ると、他の選手たちも積極的にプレーしシュートを良く決めます。DFは立体的なシステムで全員が運動量豊富に守り、相手のキーマンに簡単に仕事をさせません。
前半はリードを奪うことができましたが、後半は猛追を受け、開始早々に同点に持ち込まれると試合はシーソーゲームに突入します。こちらのミスからの速攻を着実に得点に結びつける扇台さんが素晴らしかったです。
試合時間残り1分、23-24の1点ビハインドで迎えた攻撃。タイムアウト明けの攻撃でキャプテンがミドルシュートをねじ込んで同点。
残り23秒、相手チームもタイムアウトを請求。
大同はラインを上げたDFで積極的に仕掛けると、相手のサイドシュートをキーパーが渾身のセーブ。キャプテンがドリブルでコートを駆け上がると、狭い角度から放ったスピンシュートが見事に決まり、劇的な逆転決勝点で試合終了。勝ちの3位で大会を終えることができました。
1位:ブレスド名古屋ジュニア
2位:竜北中
3位:大同ハンドボールアカデミー
3位:扇台中
創部から3年目、2世代目にして愛知県3位入賞することができました。
日々努力を重ねてくれた選手、指導・運営をサポートしてくれるスタッフ各位、暖かく見守って下さった保護者の皆様、素晴らしい練習環境と支援を頂いた学園関係者各位、大会開催にご尽力いただいた全ての方々に感謝を申し上げます。ありがとうございました。
大同キッズの卒部生はもちろん、他チーム出身の方も、初心者の方も分け隔てなく受け入れています。ハンドボールが大好きで、チーム理念にご賛同いただける方ならどなたでも大歓迎です!